2018年12月26日水曜日

厳冬の雪稜・中央アルプス

サギダルの頭からの宝剣岳
 休日が荒天続きで天界の神々からの登山許可がなかなか下りなかったが・・・


10.3cm最長の霜柱の非常に寒い朝
 久し振りの快晴で中央アルプスへ・・・。放射冷却で零下4度ほどの非常に寒い朝、我が家の庭の霜柱も最長に・・・。登る前に山麓の大沼湖へ立ち寄る。薄氷が張った湖面に逆さ宝剣岳が・・・快晴の宝剣岳が手招きしている。登山者も好天を狙って多く詰めかけ、始発便は臨時増発でした。am10:00 零下3度と意外に暖かに感じる千畳敷も樹氷が付いた木々が良い感じ。木曽駒ヶ岳方面
山麓の大沼湖からの宝剣岳 薄氷が張っている
に行く登山者を尻目に我一人極楽平からサギダルの頭めがけ 、雪崩の心配が無いので、ど真ん中を直登する。キックステップ快調に締まった雪面を、あっという間に稜線へ登り詰める。稜線に出るとさすがに風も強く(風速8m~10m)体感温度的には零下13~15度くらいに感じる。大岩に身を隠し風をよけ、一息入れつつ雪稜散歩を楽しむ。サギダルの頭は積雪期のみに登頂が許されるピーク
雪華繚乱千畳敷からの宝剣岳
で夏は侵入禁止となっている。ここからの宝剣岳は 冬季限定の姿で凜として美しい。夏のハイマツ帯も雪と氷に閉ざされ何処でも歩くことが許され、あちらこちらを歩き回り島田娘のピークへ・・。ここは空木岳・南駒ヶ岳遠望には最適の地で、御嶽山、恵那山、南アルプスの悠久の山並み、その彼方に富士山、秩父山地、八ヶ岳と360度大パノラマが楽しめます。日帰りだったが5時間ほどの厳冬の雪稜をタップリ堪能してきました。久し振りに満足満足・・。         (2018.12.25 中央アルプスの三歩)
龍神現る 伊那谷越しの南アルプスとその彼方に富士山が

サギダルの頭からの空木岳・南駒ヶ岳遠望

島田娘付近からの三ノ沢岳と霊峰御嶽山遙かに

凍稜 島田娘からの空木岳・南駒ヶ岳

0 件のコメント:

コメントを投稿